パターのフェースが開いてしまう?原因や改善方法について詳しく解説!
「パターのフェースが開く癖がなかなか治らない…」
「パターを打つとボールが右に曲がってしまいがちだ…」
そんなお悩みを持っている方も多いと思います。
一般的に「パッティングの打数はスコアの約40%を占めている」と言われています。
仮に100でラウンドした際には40打をパッティングが占めるということです。
つまり、「パターの上達=スコアアップ」と考えることができます。
パターが重要な中、アマチュアゴルファーの中には、適度に練習を行っているにも関わらず、右に逸れてしまう、なかなかまっすぐな球を打てないとお悩みのゴルファー様が多く見受けられます。
実は、この右曲がりの原因は「クラブのフェースが開いてしまっている」からだといわれています。
そこで本記事では、
- フェースが開いている状態とは?
- フェースが開くことで生じる影響とは?
- フェースが開いてしまう原因とは?
- フェースの開きを治す方法とは?
について詳しく解説いたします。
「パターをまっすぐ打てるようになりたい」
「家出のパター練習を通じてスコアアップを狙いたい」
そんな方は、ぜひ最後までご覧になってください!
ゴルフのフェースが開くとは?
まず、ゴルフにおける「フェースの開き」とはどういう意味なのかについて解説していきます。
ゴルフにおけるフェースとは、「クラブのフェース面のこと」を略して表したもので、ゴルフクラブの先端にあるヘッドの部分、すなわちゴルフボールと接する面のことを指します。
また、「フェースが開いている状態」とは、ゴルフボールと接する面がスイング軌道に対して右を向いてしまっていることを表します。
一方で、「ゴルフボールと接する面がスイング軌道に対して右を向いている状態を戻す」、すなわちフェースが開いた状態を戻すアクションのことを「フェースを閉じる」と言います。
理想的なパッティングは、フェースが開いた状態に対してフェースをとじるアクションを起こして、フェースがスクエアの形でインパクトする事が理想です。
フェースが開くことで生じる影響とは?
フェースが開くことは、ボールとの接面が右を向いたまま打ってしまうことでした。
実はフェースが開いている状態でボールを打ってしまうことで、2つの影響が出てしまいます。
ボールが右に飛ぶ
右打ちの人がフェースが開いている状態でボールにインパクトした場合、ボールが右に飛んで行ってしまいます。
打った球がどの方向に飛んでいくかは、クラブがボールにインパクトした時のフェースの向きによって決まります。
フェースがカップに対してまっすぐ向いている場合は、打球がまっすぐ飛んでいく一方で、カップに対してフェースが開いてしまっていると、フェースの開きの分だけ打球が右に飛んで行ってしまいます。
また、クラブがボールにインパクトしたときにフェース面が開いていると、クラブがボールにこすったような形でインパクトするので、ボールに横回転(スライス回転)がかかり、より一層右に打球がそれやすくなってしまいます。
まとめると、フェースを開いた状態でインパクトすると、打球がスライスして右に飛びやすくなってしまいます。
シャンクが出る
シャンクとは、インパクト時にクラブのネック(クラブの軸・シャフトの根元部分)に当たってしまうミスショットのことです。
ボールへのインパクト時にフェースが開いていると、フェースの真の部分ではなく、クラブヘッドとシャフト近くの「ネック」の部分のボールが当たり、打球が大きくそれてしまいます。
フェースが開いてしまう原因とは?
フェースが開いてしまう癖がついてしまい、なかなか打球が思う所に行かない方も多いと思います。
ここでは、
「なぜフェースが開いてしまうのか?」
について、3つの原因を解説してゆきます。
①ゴルフクラブの形状の影響を受けるため
パタークラブにはライ角があります。
ライ角とは、ソールとシャフトでできる角度のことを指します。
ライ角があることで、ストロークは弧を描きながらフェースの開閉を行うことになります。
しかしライ角がある場合、自分とボールの距離を離しすぎてしまうと、まっすぐなパットが打てなくなってしまいます。
特に、このライ角がフラットになっているパタークラブだと、ボールとの距離が大きくなってしまい、フェースが開いてしまう原因になります。
②アドレス(構え)が正しくない
フェースが開いてしまう原因の一つとして、ゴルフクラブの構えが正しくない場合が挙げられます。
構えの中でも、以下の4つのポイントで問題が生じている場合が多いといわれています。
1)ボールの位置が正しくない
ゴルフクラブの構え方で注意すべきポイントとして、打つ際のボールの位置が挙げられます。
ボールの位置が原因でパットを左右に外してしまう場合も多く見受けられます。
パットが右に出てしまう場合は、適切な位置に比べてボールを右に置きすぎているといえるでしょう。
その場合は、ボールを半個分程度、左に置くように心がけることでパットの改善がみられるかもしれません。
反対に、パットが左に出てしまう場合は、ボールを左に置きすぎていることが考えられます。
そんな場合は、ボール半個分程度右に置くように心がけることで、パットの偏りがなくなるでしょう。
2)両手の位置が適切ではない
パットでボールが右に出てしまいがちな場合は、ハンドファーストになりすぎていないかをよく確認するようにしてください。
正しい構え方としては、パターを構えた際に、両手が左足太もも内側の前にあることが好ましいです。
もし、両手がそれ以上カップ寄りにある場合は、その行為がパットが右に出る原因になってる可能性があります。
手の位置を修正する事で、パットがまっすぐに出るようになります。
一方で、パットが左に出てしまう場合は、両手がズボンのジッパーの前に来ていないかどうかをチェックしてみてください。
両手がその位置にあることが、パットがずれる原因になっている場合もあります。
この場合、構えた時に両手が左太もも内側の前に来るようにすると、ひっかけて左にそれてしまうのを治すことができます。
3)構えの向きが傾いている
体を構える向きもパットの方向性に関係してくるため、体の向きにも注意しましょう。
スタンスのラインが、ボールとカップを結んだライン(=すなわち打ち出したいライン)に対して平衡になるように構えるのが基本です。
しかし、それよりも右を向いて構えてしまっていることが多いためボールが右にずれてしまう場合が多いです。
これを防ぐためにも、定期的にスタンスや両肩を結んだラインの向きを確認するようにしてください。
両肩の向きのチェック方法は、構えたら体を動かさないようにしながら、持っているパターを両肩に当ててみると、両肩の向きを確認することができます。
4)グリップの握り方に問題がある
ウィークグリップで握っていると、インパクト時にフェースが開いてしまい、スライスを出しやすくなってしまいます。
ウィークグリップの特徴は、左手は上からかぶせる量が少ないため、自分から見ると手の甲があまり見えなくなります。
一方で右手は上からかぶせる量が多いです。
まとめると、ウィークグリップは、フェースが開きやすく閉じづらいという特徴の握り方であり、ボールのつかまりが悪くなるような握り方です。
アマチュアのように打球が右に逸れがちの場合、スクウェアグリップやフックグリップで握ってみることで、フェースが開いてしまうことを防ぐことができます。
※スクウェアグリップとは、アドレス時に左手の甲が地面と垂直になる握り方を指します。
※フックグリップとは、ウィークグリップの逆でボールがつかまりやすくなるように、自分から見るとかなり左手の甲が見えているように握るような握り方のことを指します。
③スイングの軌道がアウトサイドインになっている。
アウトサイドインのスイングは、「カットうち」や「手打ち」と呼ばれ、フェースが開く原因になってしまっています。
アウトサイドインのスイングは、右肩を下げずに打とうとすると、右肩が前に出てしまい、両肩を挟んだラインが左を向いてしまいます。
この形で打ってしまうとひっかけが出やすくなるため、体が自然にひっかけを防ごうとフェースを開いてしまうのです。
結果として、スライスを出してしまいます。
この場合は、右手が左手の下に来る分だけ右肩を左下よりも下げることで、フェースの開きを改善することができます。
フェースの開きを直すには?
フェースの開きとは、ボールにインパクトする際のフェース面が右側を向いてしまっている状態を言います。
フェースの開きを直すためには、先ほど記述した「フェースが開く」原因を理解した上で、改善を図ることが必要です。
では、フェースの開きを直す方法を以下にまとめます。
ボールを適切な位置に置く癖をつける
パッティングの際に、ボールの軌道が右もしくは左に逸れてしまう場合は、ボールの置く位置に注意を向けましょう。
右に逸れてしまう人はボールをいつもよりも左に、そして左にそれてしまう人はボールを普段よりも右においてパッティングしてみましょう。
適切な位置でボールにインパクトすることで、フェースが開いてしまうことを防ぐことができます。
パット時の構えを改善する
パット時の構えを改善することでも、フェースの開きを改善することができます。
パット時に構える際、気を付けなければいけないのは以下の3点です。
- 両手の位置
- 構えの向き
- グリップの握り方
両手の位置
パターを構えた際に、両手が左太もも内側にあれば適切な構えができていると言えます。
しかし、それよりも右側に両手を位置(ハンドレート)してしまうと、フェースが開いてしまう。
両手の位置が適切な位置にあるかどうかを意識的に確認するようにしましょう。
構えの向き
スタンスのラインが、ボールとカップを結んだラインに対して平行になるように構えられているかどうかをチェックする事が、フェースの開きを直す上で大切です。
先述はしましたが、このラインを保てているかどうかを確認するために、パターを両肩に当てて、このラインと平行になっているかどうかを確認するようにしてください。
グリップの握り方
グリップの握りがウィークグリップになっていると、ボールへのインパクト時にフェースが開いてしまい、スライスを出しやすくなってしまいます。
そこで、アマチュアの方は意識的にフックグリップで握ることをおすすめします。
フックグリップの握り方を以下に示します。
①左手のこぶしの山が3個分見えるように持つ
②左手の人差し指と親指でできるV字が右肩を指している
③右手の人差し指と親指でできるV字が右肩かそれより右を指している
フックグリップで握ることで、フェースが開いてしまいスライスになってしまうことを防ぐことができます。
スイング軌道を克服する
右肩を下げないでアウトサイドイン軌道のスイングを行うと、両肩を結んだラインが左を向いてしまいます。
このスイングだと、ひっかけが出やすくなってしまうため、それを防ぐ心理が自然に働き、フェースが開いた形になってしまうことが多くなります。
これを改善するには、右手が左手の下に来る分だけ、右肩を左肩よりも下げて構えることで、フェースの開きを直すことができます。
自身に合ったクラブを選択する
パタークラブには、ヘッドの形に種類がたくさんあり、それぞれにメリットとデメリットがあるため、ヘッドの違いがストロークやボールにどう影響するのかを知ったうえで、自身のストロークに合うパターを選ぶことは非常に大切です。
パターには大別すると「マレットタイプ」と「ピンタイプ」に大別されます。
さらには、オフセットの有無もボールの軌道に影響を与えます。
オフセットとは、フェースが後ろに引っ込んでいる部分のことです。
マレットタイプ
マレットタイプは、ヘッドが大型でフェース面から重心までの距離が長いのが特徴で、ボールを長く押すイメージのインパクトとなり、直進性が高いです。一方で、フェースメント重心点が離れているので、操作性がそこまでよくなかったり、機敏なフェースの向きのコントロールには向いていなかったりします。
アマチュアの方などでストローク中にフェースが開く癖がついてしまう方は、インパクト時までフェースが開いたままになってしまうことも多いため、使用の際には注意が必要です。
肩でストロークするタイプの方、ヘッドをより直線的に動かしたい方には向いています。
ピンタイプ
ピン型のパターは、面長なのが特徴です。
面長だとフェースをターゲットにセットしやすくなることや、ストローク中にフェース面を感じやすいといったメリットがあります。
しかし、面長であればあるほど上記のメリットが大きくなるように見えますが、そういうわけではありません。
例えば面長の度合いが長くなればなるほど重心距離が長くなってしまい、ストロークしづらくなったり、フェースも開きやすくなってしまいます。
オフセットの有無
フェースが開く癖がありボールが右に出てしまう場合、オフセットを持つパターを使用する事も効果的だと言えます。
オフセットがある場合のパターの場合、フェースが後ろに引っ込んでいる為、インパクトでボールに当たるタイミングが若干遅くなります。
するとフェースを返していく時間が十分にできますので、フェースが開きにくく、右にずれてしまうミスを抑制する効果があります。
以上のように、自身のストロークに合ったパタークラブを選ぶことがフェースの開きをなくしてゆく上で大切です。
パターの上達でスコアアップを実現するならPuttOUTがおすすめ!
フェースが開いてしまうとスライスしてしまい、いいパッティングができなくなってしまいます。
そのため、自宅での継続的なパター練習を通じて、インパクトの際にフェースが開くのを直したい方も多いことでしょう。
しかし自宅で練習していても、構えや姿勢、パッティングがどの程度上達しているのか分からない方も多いのではないでしょうか?
練習成果や上達度合いを体感できないとなると、練習のモチベーションがそがれてしまいますよね?
そんな方には、PuttOUTのパター練習器具がおすすめです!
PuttOUTとは?
PuttOUTとは、海外ゴルフ市場で人気急上昇中のパッティング専門ブランドです。
また、アメリカのAmazon.comにおいてパッティング練習器具ランキング1位にも選ばれ、販売台数は40万台を突破しました!
「なぜ、こんなに売れているの?」
と疑問に持つ方も多いと思います。
実は、従来のゴルフ練習器具には以下のような問題点がありました。
- ミスパットに対して正確な再現ができない
- パッティングの練習が面白くない
- パターマットに巻き癖がついてしまう
- 体積がかさんでしまい、持ち運びができない
PuttOUTの商品は、これらのパッティング練習器具の問題点を払拭するとともに、ユーザーが夢中になるような練習器具を作り出すことに成功しました!
早速ですが、PuttOUTのパッティング練習器具について紹介していきたいと思います。
PuttOUTのパター練習器具の紹介
Puttoutの一押しの練習器具を紹介したいと思います!
プレッシャーパットトレーナー
本商品は、PuttOUTを象徴とする革新的なパッティング練習器具です。
以下のような特徴を持つことから、練習を通じて「絶対的に完璧なパット」を打つことができるようになります。
- コースと同じサイズのターゲット
- 科学的に形成された傾斜
- 完璧なパットのみがポケットに収まる
- 難易度の違う複数のターゲットの設定が可能
パットでオーバーした分だけボールが戻る仕様のため、より正確なグリーンでのパットを再現できます。
さらに、折りたたんで収納が可能なため、容易にキャディバッグに入れて持ち運びが可能です。
PuttOUT パターマット
PuttOUTのパターマットは、好きな場所でパッティングゲームのあらゆる側面を練習できるように設計されています。
計算された1.8mまでのマーク、アライメントライン、ペースターゲットがプリントされています。
また、
- 折りたたみ収納が可能
- 巻き癖が付きにくいフラットロール設計
- アドレスの確認ができる便利機能付き
といった、パッティング練習に最適なマットになります。
また、マットを活用しながら練習することで、スタンスのラインを改善やスイング軌道をよりよいものにすることができます。
PuttOUTパッティングミラー&ゲート
本商品を用いて練習を行うことで、アドレス時のパターのフェースとトップラインの位置、自分の目線とボールラインを正確に確認することができます。
また、傷防止素材を使用しラバー加工でコーティングされており、製品の底部には1.5mmのスパイクが付いているので、どんなパッティング面でもしっかりと固定できます。
ミラーを立てて使用することで、正面ストローク、後方ストロークなどを確認しながら練習することが可能になります。
他にも、PuttOUTには魅力的なパター練習器具がございますので、ぜひ一度ご確認ください!
まとめ
いかがだったでしょうか?
パターのスコアは打数の約40%を占めていることから、パターの精度を上げることはスコアアップのためには必要不可欠です。
しかし、アマチュアゴルファーはパター練習の際に
「フェースが開いてしまう癖がる」
「ボールの軌道が右にずれてしまう」
といった悩みを持たれている方も多いでしょう。
本記事を通じてこれらの悩みは解消されたでしょうか?
また、PuttOutのパター練習器具を用いて継続的に練習することで、これらの悩みを解消するとともに、パターの上達が見込めます。
PuttOutには、紹介した以外にも様々な商品がございますので、ぜひPuttOUTの商品をご覧になってみてください!
パッティングの上達を通じて、ゴルフライフをより充実したものにしていきましょう!